今月は、外出できないし。家にいるし。
番編期で連ドラなかなか始まらないし。
テレビはつぶれてるし。
見たいと思いながら見ていない映画、
いつでも見られると思って見てない映画をたくさんみた。
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「パンとスープとネコ日和」
群ようこ作
小林聡美主演
“カフェでまったりする音楽” の映像版のような作品。
気持ちが落ち着くいいドラマ。
なーんも起こらないけど、実は起こってる。
でも起こってるんだけど、ざわつかない。
2013年のWOW WOWドラマ。
4話構成。
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「オカンの嫁入り」
呉美保監督
桐谷健太の魅力爆発。
どうオチをつけるなかなぁと思いながら見てると、「やっぱり・・」というお話だった。
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「シンゴジラ」
この時期に見たのは偶然か必然か。
ゴジラに右往左往する政府とコロナに右往左往する政府が重なった。
政治家・官僚は、やっぱりこんなに馬鹿なんだ。
政治家・官僚には、とてつもなく頭がいい人もいるんだ。
どうか、現実社会では、馬鹿は出世しないでほしい。
東京の街が破壊されていくリアルさ。
ゴジラの謎解きの美しさ。
山手線に爆弾積んでゴジラに向かって無人で走らせたり、クレーン車で凍結剤をゴジラの口に注入したり、笑えるくらい日本的な戦い方。
いろんな意味でおもしろかった!
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「チチを撮りに」
監督 中野量太 2013年
どうして、この映画を見たいと思っていたのか?
多分誰かにおもしろいよ、と聞いたのだと思う。
誰だったか思い出せないけど。
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「日日是好日」にちにちこれこうじつ
大森立嗣監督
2018年
お茶道の映画だった。
縁を感じてしまう。
音の映画でもあった。
水の音。注ぐ音。
これも好き。
疑問もある。
主人公はいつのまに着物が着れるようになったのだろう。
お茶にあんなにてまどったのなら、着物はもっとてまどうはず。
ながら見してたので、見逃したのかもしれない。
そして、なんだかなぁもある。
静かな映画、淡々とした映画。
事件はおこらないが、
でもやっぱり誰かを殺す。
この手の映画におおいオチ。
「パンとスープとネコ日和」も、「チチを撮りに」も、これも。
誰かを殺さずに静かに深く感動させてほしいと思ってしまう。
誰かが死んでようやく気づくのはいけない。
それとも、私の選択のせいなのか。
こんなことにご縁はいらない。
次は、誰も死なないのをみよう。
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「本能寺ホテル」
2017年 鈴木雅之監督
歴史モノかと思ったら、綾瀬はるかの自分さがしの映画だった。
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「帝一の國」
くだらなくて面白い🤣
しょーもなくて面白い🤣
イケメン大集合で見ごたえある🤣
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「万引き家族」
これが、いちばん見たかった映画で、
いちばんいい映画だった。
せつない。
やさしい。
あたたかい。
善いことと悪いこと。
今日の幸せと明日の不安。
家族という免罪符。
他人という壁。
ルール。
事実と真実。
是枝裕和監督。
パルムドール受賞。
2018年。
***** ****
こんな映画知らなかった。
ノーマーク。
でも評価4.5なのでみてみた。
お料理しながらではなく、じっくり見れば良かったかも。
綾瀬はるかは綺麗だったけど、言葉づかいに心情移入できなかった。
もし愛する人が死んでしまったら、ただもう一度会いたいと思うとおもう。
ただ、会いたいと。
触れられなくていいから、ただ会いたと。
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「翔んで埼玉」
2019年
***** ***** *
「リップヴァンウィンクルの花嫁」
2016年 岩井俊二
友達が好きと言っていた。
友達のイメージから、爽やかな映画かなと思っていたけど、そうではなかった。
晴れた青空はでてこない。
ずっと曇り空。
そして、雨が降ってぬかるんで、足をとられて、沈んでしまいそうになる。
でも、ギリギリのところで持ちこたえる。
そして雨はあがり、ぬかるみは乾きはじめ、薄い青空がみえる。
そんな映画。
私も好き。
主演 黒木華。
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ベスト3
「万引き家族」
「リップヴァンウィンクルの花嫁」
「シンゴジラ」